熱中症を予防する食事

熱中症を予防するには、水分補給だけでなく、食事も重要です。ポイントは、失われた汗の成分を補給すること。具体的には、以下の点に注意しましょう。

水分とミネラル

• こまめに水分補給をする。喉が渇いていなくても、意識的に水分を摂取しましょう。

• 水分だけではなく、ミネラルを含むスポーツドリンクや麦茶などもおすすめです。

• 汗をかいたら、塩飴や梅干しなどで塩分を補給しましょう。
  

エネルギー

• 糖質を含む食品（ご飯、パン、麺類など）をしっかり摂取しましょう。

• ビタミンB1は糖質の代謝を助ける栄養素なので、豚肉、納豆、玄米などに多く含まれるビタミンB1を意識的に摂取しましょう。

その他

• 夏野菜や果物など、水分が多い食品を積極的に摂取しましょう。

• 食欲がない場合は、無理せず流動食やゼリーなど、消化しやすいものを選びましょう。

• 冷たい料理や温かい料理を上手に取り入れて、体温調節をしましょう。

具体例

• 朝食：ご飯、納豆、味噌汁、梅干し

• 昼食：そうめん、冷しゃぶ、枝豆

• 夕食：豚肉の生姜焼き、野菜たっぷりのお味噌汁、玄米

• 間食：スイカ、ヨーグルト

ポイント

• バランスの良い食事を心がけましょう。

• 暑い日は、冷たい麺類やサラダなど、さっぱりとした食事がおすすめです。

• 食欲がない場合は、無理せず少しずつ食べるようにしましょう。

その他

熱中症は、適切な対策をすれば予防することができます。日頃からこまめに水分補給を行い、栄養バランスの良い食事を心がけ、暑い夏を乗り切りましょう。